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2017年04月10日
シューツリーの考え方

おはようございます!
谷口です。


シューツリーの考え方

以前にも紹介しましたが最近入荷したウッドロアのシューツリーの紹介です。
ウッドロアのシューツリーは定期的に入荷しにくくなかなかサイズが無い事も多くご迷惑をお掛けしております。
今回大きめのサイズも多数ご用意しております。

アメリカでシューツリーといえばオールデン純正に使われているロチェスターと、このウッドロアが2大ブランドと言われております。

話は変わりますが以前シューツリーを調べていると、なるほど!という記事が有りました。

オールデンのシューツリーはかなりサイズが大雑把です。
更にラストに合わせて使い分ける事も無く全て同じ形です
ただコレには理由があるそうなんです。

その理由とは、靴の形を元に戻す事が目的ではなくおおよその形を維持する、という理由です。
どういう意味かと言いますとグッドイヤーの靴はコルクの沈みこみやシワの入り方、ソールの反り方等その靴を履く人に合わせた形に育ちます
その形を強制的に戻すのではなく程よく維持する為のシューツリーという考えなのです。(特にコードバンに対して)
言うなれば靴に対して最低限のケアをしてあげるシューツリーと言う事です。
ちなみにシューツリーにはもう一つの使用目的、吸湿性が有りますがこれはフィット感と関係はなく十分に発揮してくれます。(ニスを塗っていない無塗装仕上げですのでその材質の特性を最大限に発揮してくれます)



なるほど。



これはウッドロアにも言えると思います。
屈曲部分からヒビが入りやすいガラスレザーはウッドロアのコンビネーションシューツリーでしっかりシワを伸ばしていただく方がオススメですが、特にブーツツリーはワイズが細めに出来ており甲部分で形を維持するように出来ております。(ワイズは基本的に余裕があるモデルです)
ですので使用するとジャストフィット!というよりも甲部分を中心にブーツの型を維持しているという印象です。

履いている人の靴の成長を邪魔せず支えていくシューツリー

もちろん靴に合わせて選ぶ必要も有ると思いますが(上で説明したガラスレザー等)全部がフィットするのが正解でもないんです!
キチッとした日本人にはない考えかもしれませんね。


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Posted by BECKMAN神戸 at 07:00 │Select ITEM